私は、食べ物に関して少し神経質です。何が神経質かというと、とにかく生焼けで食中毒になることが怖いのです。なので、なんでも焼きすぎてしまう。
いや、でも牛肉なら多少レアでも全然食べますが、よくテレビ番組とかで、トンカツの断面図とかアップされるじゃないですか？
あの時に、ピンクの割合が多いと「え？やだ。絶対食べない」と思ってしまいます。
とにかく、食中毒になるぐらいなら、食べない方がいい派なんです。
しかし、私の家族は両親含めて「そんなん大丈夫だって～ｗレア美味しい～」な人達の集まりで、肉以外にも、何度か牡蠣に中っているにも関わらず、牡蠣の季節になると生牡蠣を平気で食べます。
本人曰く、美味しいからもし中ってもいい！だそうです。頭おかしい。
と、それはいいとして。
今日は別にレア肉に関しての雑談ではなく、実は「チョコシュー」の凄さについて話そうと思います。
「チョコシュー」ってありますよね。洋菓子の方ではなく、コンビニとかにうっている安い乾燥したシュー生地にチョコクリームが入っているこれ。100円ぐらいの。
私はこれが大好きです。一番ではないけれど、週に一回は食べています。
で、このチョコシュー、中のチョコレートもお値段相当でチョコ味のバタークリームみたいな、決して『ベルギー産クーベルチュールチョコレート使用』でも『北海道産生クリーム使用』でもなく、昔の駄菓子みたいな雑なチョコレートなのですが、何故かこれが好きです。シュー皮もおいしいけど、これは別にそこまで特別には感じていません。
あくまで中身の話。
純粋にチョコレート単体として一番好きなのは、カファレルのジャンドゥーヤですが。
そして、一番私にとって問題なのはこのチョコシュー、一袋食べると必ず胃がもたれるのです（苦笑）胃の不調に関して人一倍気を遣っていて、他の食べ物なら二度か三度胃がもたれた経験がある物は、その後一切口にしなくなるほど遠ざけるのに。
このチョコシューで必ず胃がやられるとわかっているのに食べてしまう。
これって凄くないですか？麻薬みたいじゃないですか？自分でも怖い。
食べながら、「ああ、私は此の後胃薬を飲むんだろうな」と考えながら、それでも食べずにはいられない。三週間ぐらい食べていないと、禁断症状が出て、雨の中でも傘を差して買いに出掛けるほどこのチョコシューを欲してしまうのです。
一袋全食べするから胃がおかしくなるんじゃないの？と思う人がいると思いますが、私も一時期それを考えて半分にしてみたり、時には二つほどつまむだけにしてみたりしたのですが、結果は胃がもたれました。
私の体は、チョコシューを全面的に排除したい派で、私の気持ちは、チョコシューを全面的に受け入れたい派なのです。
心と体が正反対の反応とか書くと、何だか嫌がっているのに気持ちよくなってしまう王道BLみたいですが、ほんとそれ。
これを書きながら、チョコシューを食べていますが、1時間後が怖い。ここでやめておこうかな。ああ、でももう残り三個だよ。というわけで、全部食べました。
どうして、チョコシューだけ、危険を冒してまで食べたくなるのか自分でも意味がわかりませんが、考えても結果は出ないので、前世でチョコシューを食べたいと思ったまま死んだのだろうな、だからこんなに執着しているに違いない。
と思うことにします。
ご馳走様でした。最高に美味しくて満足しました。
胃薬飲もう。
