鈍色のすたるじぃ

雑記 / サイトの更新やお知らせ等。時々勝手に萌え語りもします。

鈍色のすたるじぃ

ドクタージプシー

少しですが、落ち着いた時間がとれるようになってきたので出没(笑)

先週は一日おきに通院していて、通院ストレスも溜まりまくり^^;

そこで、思った事

患者って本当に無力だなぁ という事。

事の始まりは月曜日。

先週の月曜、少し悪化して早速病院へ行った。

でも、その時はまだ結構元気で「すぐに治るさ」程度の気楽な感じで行ったのに、行きつけの医者から貰った薬を飲んで半日したら、次の日の夜に激悪化(泣)

まだいかないほうが良かったじゃねぇか!と憤りつつも…。

次の水曜日に再び同じ病院へ…。

そこで診察した医者の第一弾一言

「あぁ…ごめんね〜(><)酷くなっちゃったね…薬変えよう」

こういう場合謝られても虚しいだけである。

どの薬が有効かは、人それぞれで劇的に症状が改善される人もいれば全く反応を示さない場合も少なくない。その事はもちろん理解しているが、こと自分の事になるとムカッときちゃうものである。

器の小さい私なので(笑)

しかし、怒ってみたとしても治るわけではないので、ここはぐっと我慢して医者の言うことを聞き、別の薬をもらい、今まで貰っていた薬は一時期使わないことにする。

以前何処かで読んだか見たかしたのだが、治療を受ける際に重要なのは、医者を信頼する心なのだそうだ。それを読んでからという物、常に私は出来る限りでの「信じる」を実行してきた。

しかし、すでにこの時、私の中での「信じる」はペラペラになりつつあり。

「信じる」を頑張る自分みたいな^^;

次の薬でもまた悪化したら…

本当に治るんだろうな…

そんな疑いモードがムクムクと沸き上がっていた。

そして新しい薬になって一日経過。

はうぅ…なんかまた悪化してる(><)

木曜にはもう口を開けられないくらいになり、寝られず食べられず。

旦那にあたりまくり、口癖のように「痛い」と文句をいいながら半べそになっていた。

そして土曜日、再度同じ病院へ…。

医者の一言。

「あぁ…症状が広がっちゃったか…」

おい!

この一週間はいったい何だったのだ。という怒りよりもう「何でもイイから治して」の懇願モードに入っていた私は医者に思わずポロリと一言

「これ…ちゃんと治るんですよね(涙)?」

昔と比べれば、医者と患者の関係というのは随分変わったとは思う。

セカンドオピニオンという言葉の通り、一カ所の病院だけではなく他の医者にも意見を仰ぐのが普通になってきている。それにより、医者の誤診を防いだり、患者の納得できる形で治療を受けられたり、昔の「俺の言うこと聞いてりゃぁいいんだよ」のような傲慢な医者は今はほとんどいなくなったのではと思う。

が!しかし!

それでもまだ、やっぱり体なり精神なりが弱っている状態の患者よりは、医者の方が上なのも事実だと思う。私みたいな大した病気じゃない場合でもそうなのだから、生命に関わる病気の患者ならなおさらだ。

患者はとても無力なのだ。

私はそれをもの凄く実感した。

疑っても、憤っても、自分で治せない以上 医者に頼るしかない。

何だか私の通っている病院の悪口みたいになっているが、決してそうではない。これでも長年のドクタージプシー(治らないから次々へとかかりつけ医院を変えてしまう)の末やっと落ち着いた病院なのである。先生は話しをとてもよく聞いてくれるし、奢った感じも全くなく、常に優しい対応で私の泣き言も嫌な顔せず聞いてくれる。

儲けを考え使うのを渋る医者が多いジェネリック薬も快く処方してくれるし…。

だから、信頼して通院している。

それでもやっぱり、私はとても無力さを感じてしまうのだ。

「これ…ちゃんと治るんですよね(涙)?」と漏らした私の言葉に、先生は「大丈夫^^ちゃんと治りますよ」とはっきりとした口調で断言してくれた。ここまではっきり断言してくれるという事はやっぱりもう少し頑張れば治るのかな…。少しだけ私は「信じる」を増やせたけど、現在悪化はしていないものの、まだまだ全然完治にはほど遠い^^;

暫くまだ様子を見ながら投薬ということになりそうだが、回復するならもう少し我慢しようと思う。

そして、先週一週間で同じ症状の経験談から漢方薬から治療法から薬の種類に至るまで、起きられるときにまとめてネットで色々調べてみた。

調べてみてわかった事は数あれど、最終的に辿り着いた結論は

「ネットはこういう時はあまりみるもんじゃないな」という事だった。

さきほども書いたとおり薬や治療の効き目は千差万別だとはわかっているものの、同じ症状の人間が何年も完治していない事実や大袈裟にかいてある副作用、今自分が受けている治療法を真っ向から否定する医者の話。

そんなあまり読みたくない文献ばかりが頭に残ってしまい、私はよりいっそう不安になっただけだった。それに、一番酷くなっていた水曜あたりには、35万円もする物を体験談の「僕はこれで治りました!」との言葉に魅せられて購入しようかと危うく資料を取り寄せそうになった(苦笑)

普段なら【どうせ体験談も社員が書いてるに違いない(苦笑)】とか【35万もだして治らなかったら馬鹿をみるだけだよね】とスルーできていたものが、【35万で一生治るなら安いのかも】等と考えてしまう始末である。弱っているときはこういうものを見てはいけないなと痛感。

冷静な判断力と、客観的に分析できる状況の二つが揃っていないときには、ネットは怖い場所なのかもしれない。

あー…えらい、長いな。

今日の日記(笑)しかも全編独り言^^;