鈍色のすたるじぃ

雑記 / サイトの更新やお知らせ等。時々勝手に萌え語りもします。

鈍色のすたるじぃ

お月様

今日は、サイトとは無関係の個人的な日記です。
気持ちの整理に書いておくことにしました。

暗い話ですので折り畳んでおきます。
小説の話でもないので読まなくても全然大丈夫です。


 11日の夜、飼っていたペットの鼓太郎(兎です)がお月様に帰ってしまい、今日葬儀が終わりました。

コロナ騒ぎになってからずっと体調が良くなくて、自粛の中通院を繰り返していたのですが、高齢な事もあり多分寿命だったんだと思います。

 

夕食時には、食欲は無い物の好きなパパイヤの乾燥果物を少しだけ食べつつ変化はないように見えました。でも、9時頃、普段大人しい子なのに急にケージの中で数回暴れて倒れ、ひきつけを起こしてそのまま死んでしまいました。

たった10分ぐらいの出来事です。
動物は喋れないから、もしかしたらどこかとても痛かったり苦しかったりしたのかも知れませんが、それさえもわからないままです。
うさぎは我慢強くて弱いところを見せたがらない性質だそうなので、余計にその考えが頭から離れません。注射器であげるシロップの薬(病院からの処方箋薬)をここ最近与えていたのですが、それがなぜか好きで(苦笑)膝に乗って「もっとくれ」って言っていたのに、こんなに急にいなくなってしまうなんて考えてもいませんでした。

病院での血液検査やレントゲンなども異常はなくて……。
今年で10年目でした。
私は、鼓太郎の前にもロップイヤーの大きな兎を飼っていて、その子も10年目で病気で亡くなりました。うさぎの寿命は短いので、人間で言うと80~90歳ぐらいです。
今もまだケージや餌箱を片付けられず、鼓太郎のいたはずの空間に彼がいないことが信じられません。

ひきつけを起こしてる間、彼の大好きだったうちの父と私がずっとお腹や頭をさすって名前を呼び続けました。皆に褒められる綺麗な毛並みを何度もなでていたその感触がブログを書いている今も忘れられない。

ペットを飼っている人間は、その最期を看取る覚悟も必要ですが、こういうものは慣れるという事はないですね。

鼓太郎は夏が苦手で、24時間クーラーを入れた部屋でないとダメだったので、暑くなる前の今の時期にお月様に帰れた事だけは良かったのかも知れません。
今日は隣家の方から、咲いている生のお花を戴いて、火葬するさいに一緒にいれてあげました。

最近は、ペットのお葬式もよくなっているものなのですね。
山輝(前に居た兎)の時は、火葬のあとに小さな骨壺に遺骨を入れたものを渡され、今日までお部屋に置いていたのですが、今は分骨して小さな入れ物に骨を入れて後は埋葬して貰えるのです。
こんな可愛らしいキーホルダーです。

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紫が山輝、青が鼓太郎です。山輝もずっと骨壺のまま部屋に置いておくのも可哀想なので、今回一緒に埋葬して貰う事にしました。
キーホルダーの中には、それぞれのちっちゃな骨が入っています。
山輝が亡くなったのはもう10年以上前なので、骨の箇所は不明ですが……。鼓太郎の骨は握手が好きな子だったので、手の物を拾って入れてあげました。キーホルダーは小さいけれど、これでずっと側に置いておけるので安心しました。

今頃、沢山の仲間達と自由に飛び回っているのかな、なんて思っています。
ずっと一匹だけで部屋で飼っていたので、友達も居なかったからね……。

まだ暫くの間は気持ちの切り替えが出来ないけれど、何か気を紛らわす方法を見つけたいと思います。
沢山可愛い姿で癒やしてくれた貴方に、心から感謝。

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