突然だが、私は説明書が大好きだ。
何か新しい物を買うと、まずは説明書を熟読する。(しない場合もあるが…)
特に、新しい携帯を買った日には、あの妙にブ厚い説明書が堪らないので
買った日から何日かは愛読書となるほど。
そのくせ、頭には入ってないらしく、使い方を極めているかというとそうでもない。
世間でよく【アナログ人間】と言う言葉を聞くが、
それは例えばデジカメより、昔の一眼レフがいいとか
腕時計も、手でネジを回すのがイイとか、もっと広い意味ではパソコンに疎いとか、
電子書籍より普通の本がいいとか、
そういうのも「自分、アナログ人間なんで^^;」とか使ったりもする。
似たような言葉で、アナログ世代とかも聞くが、多分内容的には同じような物なのだろう。
さて…今日、さきほどの出来事。
彼が帰宅するなり
「あ、そうだ…明日発注するの忘れないようにしないとな…」と
聞いてもいないのに、独り言。
どうやら、忘れないようにメモ帳に書こうとしているらしいので、
携帯のアラームにセットして鳴ったときに表示される部分に
【発注】って入れれば忘れないんじゃん?メモだとなくすよ?
と提案した私。
「あ、そっか」とすぐに納得した彼は、しばらく別の部屋でなにやらやっている様子。
漸く戻ってきた彼の一言に、私は悲しくなった。
「書いたメモ、携帯にはさんでおいた^^」
それって何か間違ってないか?
こういうのをアナログ人間というのだなと、つくづく思った。