鈍色のすたるじぃ

雑記 / サイトの更新やお知らせ等。時々勝手に萌え語りもします。

鈍色のすたるじぃ

タケヤブヤケタ

世の中物騒になったなぁとつくづく思う。

以前なら「街の変わった人」レベルの人はたまに見かけたが、「街の殺人者」はさすがにいなかった。

今は「街の殺人者」とまではいかなくても、ある種の「危険臭」を感じてしまう人は結構いる。

昔の不良は、根はいいヤツだったりする事もあったけど、今は根っから悪いヤツな確率はかなり高い。

「お前さ、実はそんなん言ってるけど本当は違うよな?」

等と肩を抱こうものなら刺されるかもしれないし。

第一何故か持ってるし、隠し武器。

と、突然何でそんな事言い出したかというと

私の住んでいる区役所の放送に物騒レベル5の台詞が追加されたからだったりする。

以前は定時(?)になると、曲が流れ

「こちら○○区役所です。外で遊んでいるお子さん達は、車に気をつけておうちへ帰りましょう」

というナレーションだったのに、現在はそれに

「また、知らない人に声を掛けられても、ついていったり、車に乗ったりしないようにしましょう」

みたいなのがオプションで追加されていたりするわけで…。

そのうち

「襲われたら近所の人に助けを呼びましょう」だの

「女の子はスカートをはかないようにしましょう」だのくっついてきそうで、怖い。

毎日その放送をきいているわけだけど、聞く度にニュースでやってる事件を思い出してしまう。

多分、何十年もナレーションは変わっていないはずだから、区役所もここへきて

これ、まずいよね…ちょっと変えるか。みたいな会議があったんだろうなと、そこまで想像してしまいそうになる。

まぁ、昔から、知らない人についていっちゃダメだぞってのは言われてたけど

今はついていく気がなくても拉致られたりするから、気をつけているだけじゃダメなのかもしれないけど。

東京に越してくる前9歳まで住んでいた場所が、かなり田舎風で、小学校の帰り道に、竹藪があった。

見るからに物騒な暗い竹藪(笑)距離的にはそんなに長くはないけど、

一歩竹藪に足を踏み入れると、何かもうワンダーランド(苦笑)

でも、皆その竹藪通ってたし……。(当時も通っちゃダメって学校で言われていた)

今はないと思うけど、あったら間違いなく下校途中の「拉致スポットBEST3」には入ると思う。

当時は、そういう怖さじゃなくて「竹藪ばぁさん」という妖怪的な物が出没するという噂で、

目があったら走っておっかけてくるって言われてたけど、それと拉致とは怖さの種類が違う。

現代の子供はほんと、危険が満ちていて可哀想だなとつくづく思う。

こんな世の中では竹藪にもうっかり入れないのだから(別に入りたくないかも?)

そういえば、竹藪で思い出したけど、その竹藪にたまに小さなタケノコが生えている時があって

頑張って掘り返して家へ持ち帰った事がある。

食べられると思ってたし、タケノコ採って帰る自分が何故か良いことしてる気分だった。

漁に出て大漁だったときの喜びみたいな感じで。

で、帰ってからシンクで洗って、周りの皮をむいてみたら……

ナント、全部皮だった(笑)

剥いても剥いても、よくみる白いタケノコの部分がいっこうに出てこなくて、そのうちなくなる始末。

残ったのはシンクに散らばったタケノコの皮と泥だけ。

まるでマトリョーシカ状態。

(↑中に入っている人形の数だけ願いが叶うという

   開けても開けても次々に人形が出てくるロシアの民芸品。何か不気味^^;)

泣いたね…。ガッカリしすぎて。二度と拾うものかと思った。

そんな事を友人と一昨日電話で話していたら友人が

「��ケノコってさ、地面の中に潜ってるのを足で踏んだ感覚で探り当てるんだよ。

 地面から出てきたらもうダメなんじゃん?」と……。

この歳になるまで知らなかった……。そうだったのか……。

じゃぁあれはタケノコでも何でもなくて、ただの成長途中の「竹」だったわけだ。

どうりで、皮ばっかなわけだ。納得。

一つ勉強になった。

って、あ、あれ?話しが脱線している上にまた昔の想い出ネタに…^^;

まぁ、いいか……。何このグダグダ感…。